アイスランド・グリーンランド
フェロー諸島 情報ブログ
世界中を訪れた百戦錬磨の添乗員も言葉を失う町―イルリサットでハイキングを楽しみ氷山を見に行こう!
グリーンランドのイルリサットの世界遺産のアイスフィヨルドのハイキングは
世界で最も手軽に氷山の絶景を楽しめるツアーです。
今回は その第3弾のロングコース(ブルーとレッドのコンビネーションコース)
をお届けします。
皆さんはグリーンランドに行ったことはありますか?
第一弾と第二弾でイルリサットの世界遺産のアイスフィヨルドのハイキング:ショートコースとミドルコースをご紹介しましたので、今回は最後第3弾としてブルーとレッドのコンビネーションコースをご紹介しましょう。
デンマークのコペンハーゲン空港からエアーグリーンランドで4時間40分。
そこから国内線で45分搭乗し、イルリサットの空港に到着します。
イルリサットというのはグリーンランド語で氷山の意味です。
今回もそのイルリサットの街中から歩くハイキングツアーに出てみましょう。
非日常の世界最大の島グリーンランドに到着後、更に異次元の世界へ、
今回はゆっくりと歩いて3時間弱のハイキングです。

スタートエリアにはアイスフィヨルドセンターがあり、そこから歩き始めると以下の、ロングのブルーとレッドのコンビネーションコースのスタートポイントがあります。
ブルー2.7km+レッド1.0㎞=トータル3.7kmのハイキングの始まりです。
青と赤のコンビネーションコースは第一弾でご紹介したショートコースの木道を辿り、世界遺産のアイスフィヨルドのエリアを歩き、嘗て村落のあったセルメルミュートに向かいます。
セルメルミュートの村落跡を訪ね、遠い昔のイヌイットの人々の暮らしぶりに思いを馳せます。
木道の先に丘を登る階段が見えてきました。9月10月以降は特に午前中は木道の表面が氷結していて滑りやすくなっていることが多いので、確り装備して、注意深く歩いていきます。
丘の上に木製のベンチが見えてきたので、岩肌を慎重に歩いて登ります。
丘の上のベンチのエリアから氷山を眺めます。 ブルーコースの目印である青のペイントに従いハイキングを進めていきます。尚、ハイキング中は人工のトイレはありませんので水分補給の調整は考えて行います。
氷山は常に押し出されて産まれて、流れていきますので、氷山の絶景は毎日変わります。
青くペイントされた目印は次から次と確認ができるので、迷うことなくハイキングを進めていく事ができます。
氷山はこの写真の左の奥の方から生まれ続け、右の方向に流れていき、イルリサットの街の海辺に流れ着いて、その姿を変えていきます。
青くペイントされたステイン(石の目印)とアイスフィヨルドの氷山の景色。
この時は3日連続セルメルミュートでハイキングをしましたが、毎日違う氷山の絶景が続きました。時間があれば皆さん毎日、これまでご紹介した三つのコースを歩いてみてください。生涯の思い出になるでしょう。
2.6kmのブルーのハイキングが終わり、この先から赤の1㎞の内陸のハイキングが始まります。
赤の目印を辿り暫く歩いたところで振り返り撮影。
赤の内陸のルートは平たんな岩の上を歩き、途中ぬかるむところもありますので、防水のハイキングシューズがお勧めです。
ハイキングのスタートポイントのエリアが見えてきました。帰着地点まで赤のペイントマークを頼りにハイキングを続けます。
赤のルートは内陸をハイキングしますので、氷山の絶景こそ 見る事ができませんが、グリーンランドの手付かずの自然の中を、自然と同化して歩くのは格別の体験でした。

青と赤のコンビネーションコースの終点です。この赤のスタートポイントから歩き、逆回りでハイキングを楽しむ外国人ハイカーも多数いました。
5月や9月でも木道や岩山が滑りやすくなるので簡易クランポンを日本から持参して歩きましょう。10月~4月はスノーシューハイキングで楽しめます。当社の女性スタッフもスノーシューで冬にハイキングしましたが、安心して楽しめました。
但し 安全の為に、ハイキングは必ずガイドと歩きましょう。
今回はグリーンランドの氷山の町イルリサットの世界遺産のアイスフィヨルドを歩くハイキングの第3弾(最終回)として、青と赤のコンビネーションコースをご紹介しましたが、
JTBロイヤルロード銀座様の6月15日発のグリーンランドのツアーに参加しますと、今回ご案内しましたセルメルミュートのハイキングのショートのコースを楽しむことができますので、是非ご参加ください。
氷山の町に3連泊
氷の島の大自然を楽しむグリーンランド 8日間
旅行会社の皆様へ。
アイスランド・グリーンランド・フェロー諸島の手配代行は2001年創業の㈱ヴァイキング社までご用命ください。