アイスランド・グリーンランド
フェロー諸島 情報ブログ
アイスランド夏の大周遊
一生に一度は訪れたい夏のアイスランドをぐるりと一周するツアーはいかがですか?
ゴールデンサークル→南海岸→ヴァトナヨークトル国立公園で氷河湖遊覧→インゴルフスホフジ岬でのパフィン鑑賞→絶景の東部フィヨルド→ダイヤモンドサークル(ミーヴァトン湖・欧州最大の瀑布デティフォス)→神々の滝ゴーザフォスとホエールウォッチング→レイキャビク市内観光と締め括りはブルーラグーンとベストシーズンにぐるりと巡る7泊10日の大周遊!
アイスランドは人口38万人の5倍以上のインバウンドの外国人が訪れる観光大国ですが、
欧米人が最も多く訪れるのは5月中旬から8月ごろまでの日照の長い夏の時期です。
そんな、夏のオンシーズンはホテルが高く、且つ取りづらい最も人気のある時期ですが、そのベストシーズンにぐるりとアイスランドを一周する希少なツアーの魅力のご紹介となります。
一生の思い出の一つとして、冬のアイスランドを訪れたお客様も、是非この機に、カラフルな夏のアイスランドの手つかずの大自然を巡るツアーをご検討頂いてはいかがでしょう。
NHKオンディマンドで有料にて視聴できる「俳優大沢たかおさんが行くアイスランド~氷と火の国のバイキングスピリット」が25年1月2日に放送されました。
大沢たかおが行くアイスランド ~氷と火の国のバイキング・スピリット~ - 動画配信
大沢たかおさんが訪れた場所も、今回ご紹介するツアーには多数網羅されているので、
大沢たかおさんのファンの方々にも必見です。
では、そのツアーを販売するホームページをご紹介し、以降、その魅力を写真と共にご案内します。
主催旅行社はクラブツーリズム株式会社です。
『各出発日バス1台18名様限定/フィンエアー利用/大感動!アイスランドぐるっと一周 10日間』|クラブツーリズム
世界文化遺産シングヴェトリル国立公園と地球の割れ目ギャウ+黄金の滝グトゥルフォス
+ストロックルのゲイシール間欠泉をめぐるツアーがゴールデンサークルです。
アイスランド第2の大きさの氷河ラングヨークトルの湧水が物凄い勢いで流れ落ち続ける黄金の滝グトゥルフォス。日差しにより黄金に輝くと言われ、とてつもない水量が24時間365日流れ続ける景観に、自然の迫力と偉大さに言葉を失います。運が良ければ虹がかかることも。

黄金の滝グトゥルフォスから車で約10分。5分から10分毎に20m~30m熱水が吹き上がる ストロックルの間欠泉。地球の鼓動が聞こえてきそうです。
ゴールデンサークルの要、シングヴェトリル国立公園。930年、世界で初めてこの地で民主議会が開かれたことから、世界の民主主義の発祥の地 とされています。
ユーラシアプレートと北米プレートがぶつかる海嶺が海面の上に現れたのがアイスランド。その二つのプレートがぶつかり、広がった地球の割れ目 を歩きますが、割れ目と言ってもその幅は7-8kmある巨大なもの、その割れ目は現在も毎年2-3㎝づつ広がり続けており、アイスランド人の友人は「いずれ世界は全てアイスランドの土地になる」と冗談を言います。
現地到着後Day2 - 南海岸
ゴールデンサークルツアーの翌日は、通常首都レイキャビクから日帰りで行く南海岸を巡るツアーです。5月下旬のアイスランドは夏到来で、様々な海鳥が営巣に来ています。
セリャラントスフォス、裏見の滝と言われる通り、足元に気を付けながら滝の裏側も一周できます。夏も冬も、防水の足首をガードするハイキングシューズと防水防風防寒のフード付き薄手の上下アウターは必需品です。
次に訪れるのが森の滝スコーガフォス。ガイドさんと相談して時間が許せば、右の山の階段を滝の上部まで登り、上から滝が落ちる絶景も楽しみましょう。約60m上ると絶景が広がります。鉄の階段なのでくれぐれも降りる際は気を付けて。

二つの滝とは趣の違う奇岩の岬ディルホラエイに上がると、荒涼としたブラックサンドビーチとレイニスドランガルの奇岩群が彼方に見渡せます。
5月下旬のディルホラエイでは例年、餌を求めて飛来し、営巣するパフィンを見ることができます。
近年の温暖化と海洋環境の変化で餌の魚の回遊にも変化が出ていますので、パフィンと出会えた方は、きっと感謝の気持ちをパフィンたちに伝えたくなるでしょう!

先ほどディルホラエイから遠望したレイニスフィアラ黒砂海岸。北極圏に近い北大西洋の荒々しい大小の波が押し寄せます。過去10年で7-8名が突如の大波でさらわれた海岸ですので、くれぐれもこの写真の旅行者の様に水際の近くには寄らないのが鉄則です!
前ブレなく想像を超えた大波が突如押し寄せます。
現地到着後Day3-4 - 世界自然遺産ヴァトナヨークトル国立公園

更に東に向かい、温暖化で氷河が退行してできた氷河湖ヨークルスアウルロン湖を訪れ、氷塊の間を縫って水陸両用車で氷河湖を遊覧します。アザラシが出迎えてくれることも。写真の氷塊は1000年前の氷と言われ、時間をかけて海に流され、ダイヤモンドビーチと言われる黒砂の浜にゴロゴロと大小氷塊が打ち上げられます。

インゴルフスホフジ岬に上り、ヴァトナヨークトル氷河を遠望。標高2110mのアイスランドの最高峰クヴァンヌダルスニュークル山の頂が見えます。途中トラクターを改造した車両で牧歌的に移動後、砂の坂道をゆっくりと頑張って上ります。例年 5月下旬には 幾多のパフィンの営巣の様子を見ることができます。874年頃 この地に アイスランドへの初めての入植者 インゴルフス・アルナルソンが流れ着いた事から、インゴルフスの岬 の名前が付けられました。
ツアーでは現地の地主兼ガイドが、その歴史やパフィンの生態等につき説明します。

トラクターを改造した車両に乗り“ドナドナドーナ”的に岬とバスの駐車場の間を移動します。
潮の満ち引き次第ではまるでウユニ湖のよう?

その後、バスは更に東に走り、アイスランドロブスターのメッカと言われた町ホフンを経由して、東部フィヨルドの海沿いの絶景を見ながら、ファスクルーズフィヨルズルヘ向かいます。
写真は宿泊予定のFossHotel Eastfiord。
現地到着後Day 5 ― ダイヤモンドサークルへ
ダイヤモンドサークルの要諦、ミーヴァトン湖とデティフォスを巡ります。
いよいよアイスランド東部からエジルススタディールの街を経由して一号線を北上し、蚊の湖の意味のミーヴァトン湖とプセウドクレーター(疑似クレーター群)を遠望します。
ここでも地球の割れ目に遭遇。写真のグロッタギャウの下にはお湯が沸き出てます。ここでもユーラシアプレートと北米プレートの地球の割れ目を体験します。
もうお気づきの方はお分かりでしょうが、アイスランドはこの北東部のミーヴァトン湖のエリアから、南西部のシングヴェトリル国立公園や現在火山活動が活発化しているレイキャネス半島にかけて、二つのプレートの巨大な地球の割れ目が国をある意味分断しており、国土が毎年2-3㎝づつ東西に広がり続けているのです。そして、この地球の割れ目のエリアにはホットスポットが点在し、地熱発電所が稼働し、温泉が湧き、VOK bath、Myvatn Nature Bath、GEO Sea Geothermal bath、Secret lagoon、Fontana Spa、Blue lagoon等の温泉施設があるのです。
ミーヴァトン湖の傍にあるアイスランドの地獄谷ともいえる地熱地帯ナウマフィアットルを訪れた後、欧州最大の瀑布 デティフォスに向けて、北上します。ハリウッド映画「プロメテウス」の初めのシーンでも使用されていますので、是非一度映画でチェックしてみてください。
デティフォスの滝には写真のように柵は無く、全て観光は自己責任となります。現地ガイドや添乗員の言葉に確りと従うことがとても重要です。対岸に見える人影や吹き上がる水しぶきから、如何にこの滝が大きく怒涛の勢いで流れ落ちているかが、お分かりいただけます。
ヨーロッパで最大の滝がアイスランドにあり、このデティフォスの滝が北部観光のダイヤモンドサークルの目玉と言えます。
このデティフォスの滝やその北部にあるアウシュビルギ渓谷も、実は世界自然遺産であるヴァトナヨークトル国立公園の一部ですので、ここでも世界遺産の中で観光しているという事になります。
現地到着後DAY6-7 神々の滝ゴーザフォスとホエールウォッチング
レイキャビクの市内観光と最後はブルーラグーンでゆったりと。
1000年頃キリスト教が国教とされ、それまで信仰された北欧古来の神々の偶像がこの滝に投げ捨てられたことから神々の滝、Godafossゴーザフォスと呼ばれるようになりました。その歴史と言い伝えから、ここに来て過去の思い出を捨て去り、新たな一歩を踏み出すきっかけになるかもしれないと、あるガイドさんが言ってました。

ゴーザフォスから車で30分のアイスランド第2の都市アークレイリから出港し、エイヤフィヨルドという内海を航行してクジラを探します。外洋ではないので船がそれほど揺れず、年間を通じて、クジラが見れる確率も100%に近いホエールウォッチングです。2013年頃からパンデミック以前まで、毎年JALさんやANAさんの直行のチャーター便で多数のお客様が来氷してましたが、その頃は、ダイヤモンドサークルの一角を担う港町フーサヴィークから外洋に出てのホエールウォッチングが主流でした。外洋の為、欠航とお客様の船酔いが頻発したので、現在では、よりクジラを鑑賞できる確率の高い、アークレイリからのホエールウォッチングを皆様にご紹介してます。
レイキャビク市内観光とブルーラグーン


首都レイキャビクを出発し、リングロード1を走り、南部・東部・北部の各地で5泊した後に、レイキャビクに戻り2泊します。 アイスランド第2の都市アークレイリから首都レイキャビクまでのアイスランド西部のエリアをリングロード1で進みますので、アイスランド東部と西部の風景を見比べてみるのも楽しいでしょう。途中子連れの羊やアイスランドホースや牛にも多数出会います。
首都レイキャビクでの市内観光やブルーラグーンも魅力が満載です。
市民の憩いの湖チョルトニン、冷戦末期にレーガン大統領とゴルバチョフ書記長が会談した迎賓館ホフジハウス、1881年から首都で機能を始めた国会議事堂アルシンギ、41年の歳月をかけ1986年に竣工したハトルグリムスキルキャ教会とブドウのなるアメリカ大陸やグリーンランドを発見したレイフ・エリクソン像などを巡り、ブルーラグーンではたっぷり2時間温泉とシリカパックを楽しみ、旅の疲れを癒します。
また、
アイスランド到着日から毎日 朝食、昼食、夕食がついており、地場の食材を活かしたお食事も毎回、アイスランドの旅に欠かせない魅力の一つです。
今回はアイスランドの夏のベストシーズンに行く、ゴールデンサークルと北部のダイヤモンドサークルというダブルサークルを含めたアイスランドをぐるりと一周する旅の魅力をご紹介しました。
日本人の添乗員が同行し、安心して旅を楽しめますので、ご友人、ご夫婦、新婚旅行でも最適な旅です。また、ご紹介したツアーは「大沢たかおさん」のファンの皆様にとりましても魅力のあるツアーだと確信しております。ぜひご検討いただき、ご不明な点等がございましたら、
弊社ホームページの「お問い合わせ」よりメールでご連絡ください。
また、当ツアーの内容等につきましては、主催旅行社であるクラブツーリズム株式会社、
電話03-3649-8441(平日月~土09:15-17:00)
まで お問い合わせください。
今回のブログは以上となります。
弊社では個人旅行のお客様の航空券や現地のホテル等の手配も承っております。
是非アイスランドの現地の旅行のお手配は、
2001年創業のアイスランド・グリーンランド・フェロー諸島の専業のヴァイキング社までご用命ください。