日本時間2025/7/30(水)13:00updated
【アイスランド レイキャネス半島 火山情報】※赤字が主な変更追加点です。
今回の噴火は 日本時間7月16日13:00頃始まりましたが、翌日には勢いが衰えたことから、17日に国民保護・危機管理局がEmergency levelを緊急から警戒レベルに引き下げました。現在も1か所から溶岩が流出してます。場所は、前回同様の Litla-Skógfellの南東エリアですが、Blue Lagoonからは約6㎞のエリアで、前回より離れた場所となります。現在の所、道路やお湯のパイプ、地熱発電所、空港、などのインフラや施設に影響が出る情報はありませんが、風向きにより火山ガスや火山性靄の影響が想定されてます。
昨年12月の噴火の時と同様、溶岩流出のエリアはレイキャネス半島のグリンダヴィークの街の近くのエリアに限定され、航空機の運航や現地の各ツアーへの影響は出ておらず、今後も航空機の運航や現地の各ツアーに影響が出る事は予測されてません。
日本時間7月29日21:00の 現地気象庁の最新の情報では、火山ガスと火山性靄の影響への注意が喚起されてます。
Eruption ongoing on the Sundhnúkur crater row | News | Icelandic Meteorological office
観光客が当局の警戒情報に従わず、火口に近いエリアに入り込んでおり、問題となってます。
Tourists Warned to Avoid Walking on Fresh Lava in Reykjanes
在アイスランド日本大使館より以下の情報がDMで発信されてます。
2025年7月16日午前4時頃、アイスランド南西部のグリンダヴィク(Grindavik)近郊のスンドゥフヌークスギガル(Sundhnuksgigar)付近で噴火が発生しました。今回の噴火は2023年に始まった一連の噴火活動において9回目の噴火となります。
今回の噴火を踏まえ、アイスランド国民保護・危機管理局は安全情報を三段階中最も高い「緊急レベル」に引き上げています。
現在、当局が噴火の規模や被害の有無を調査中ですが、既に近隣にあるグリンダヴィクの街や温泉施設ブルーラグーン、スヴァルツエンギ地熱発電所などは退避措置がとられ、これらの場所や施設は閉鎖されています。また、当局により噴火地点付近への立ち入りも規制されており周辺の道路も閉鎖されています。現場付近に近づいたり、近隣道路(特にレイキャビクとケプラヴィーク空港間の道路)上に立ち止まって噴火活動を見学するなどの行為は、緊急車両等の活動の妨げになるだけでなく交通事故などを誘発する畏れもあるため、そのような行為は控えて下さい。
なお、現時点で噴火によるケプラヴィーク国際空港への影響はなく、平常通り運航している模様ですが、空港ホームページや航空会社などから最新の運航状況を確認するようにしてください。
また、風向きによっては火山ガスによる被害が発生する可能性があり、現時点ではレイキャネス半島西部に火山ガスが到達する可能性が予測されています。火山ガスには主に二酸化硫黄や二酸化炭素が含まれており、喉の痛み、咳、呼吸困難、目の痛みなどが発生することがありますのでご注意ください。
被害の状況や交通機関及び各施設への影響は、噴火の状況により刻一刻と変化していくことが予想されますので、関係当局や報道等をこまめに確認し、最新情報の入手に努めてください。
●当館ホームページ:
https://www.is.emb-japan.go.jp/itpr_ja/volcano.html
ブルーラグーンについて
本日17日朝から営業を再開してます。
昨年12月15日に43号線とブルーラグーンの駐車場が再開しており、メインエントランスまでは徒歩約5分です。
Seismic Activity | Blue Lagoon Iceland
Evacuation_map_250724.pdf (ctfassets.net)
Northern Light innについて
営業してます。
今後も頻繁に営業の可否を判断しますので、以下のサイトを小まめにご確認ください。
Northern Light Inn a Family owned Icelandic Blue Lagoon Hotel
【ブルーラグーン利用時の留意点】
ブルーラグーンが出している有事の際の退避マップと手順につき、予めご確認頂き、有事の際は その手順に従い速やかに退避できるようにしておく必要があります。
その避難時の要点は以下となります。
・退避時の集合場所はメインエントランスを出たエリアで、そこからバスの駐車スペースに歩いて移動する。
・確り訓練を受けたブルーラグーンのスタッフの指示に従うこと。
・落ち着いて行動し効果的に退避すること。
・入場する前に集合場所と退避ルートとバスの乗車場所を予め確認しておくこと。
・パスポート、薬、鍵などの所持品を携行し、退避すること。
・自家用車やレンタカーで来た場合は、互いに協力して満席にして移動すること。
BlueLagoon_EvacuationMap_ENS_290224.pdf (ctfassets.net)
上記に加え、
過去 退避勧告発出後15分で噴火が始まったことからも、今後も入場中退避勧告が出た場合、速やかにロッカー室に戻り、自身のロッカーを特定し、着替えて上記集合場所に移動することが重要ですので、各位が自身のロッカー番号を覚えておき、迷わず戻れるようにしておく事、すぐに着替えて集合場所まで退出できるように、ロッカーを整理しておく事、が重要です。
今後も 当現地情報をアップデートして参りますので、適宜ご活用ください。
感染症関連情報
特記無し。
航空・旅行・その他お役立ち情報
・28日晩西部Hafnarfjallやスナイフェルスネス半島で強風イェローアラートがでました。
・ヴァトナヨークトルのSkeidararjokull氷舌が早いペースで後退しており、毎年50-100m以上退行してます。
・ISK高により物価がノルウェーよりも高騰してます。
・治安が悪化しており、ゲイシールで観光客を狙った 子供のいる家族 を装ったスリグループが確認されてますのでくれぐれもご注意ください。
【過去のお役立ち情報】
・ベトナム人の不法労働摘発を発端に、現在も日本からの添乗員は所定のフォームで事前登録が必要です。詳細は当社までご連絡ください。
・旅行業界は今年来年がオーロラのピークだと誤解しているが、実は2026~29がピークだという記事が話題になってます。
Northern Lights Activity to Peak in Coming Years (icelandreview.com)
感染症関連情報
特記無し。
航空・旅行・その他お役立ち情報
・インターポールは、鯨活動家ポール・ワトソンに対する逮捕状を解除したため、世界中の警察当局が彼を逮捕するよう指示されることはなくなりました。
・約50kgの重さで、翼幅が5メートルのマイクロ衛星Bifrostは、光学画像と赤外線スペクトルのマルチスペクトルデータを収集できる複数のセンサーを搭載しており、このような衛星20基のコンステレーションにより、デンマークとスウェーデンは24時間体制で北極の海上活動を監視できるようになります。
・デンマーク外務省によると「今週/7月24日から27日まで、EUの27か国の大使が、ヌークとイルリサットを訪問する。また、大使たちに加えて、EU機関の高官も訪問予定である」という。
感染症関連情報
特記無し。
航空・旅行・その他お役立ち情
・Runavík市は「小さな村もクルーズ船から利益を得るべきである」と決定しました。7月21日には、100人の観光客が、(小さな村)Elduvíkに上陸し、村の人々を訪問した。
・フェロー諸島の気象研究所の気象学者は「今年の7月は非常に明るく、過去30年間に比べて平均気温が高かった。さらに、5月も30年ぶりの暑さだった」と述べてます。
・現在人口は54.9005人です。
感染症関連情報
・特記無し
航空・旅行・その他お役立ち情報
・7月24日、コペンハーゲンの大気汚染は「非常に高い」と評価され、これは最高の警報レベルでした。特に脆弱な人々は交通量の多いエリアから離れることが推奨されてます。
・7月10日、フレデリクセン首相は「デンマークは、ウクライナへ新たな軍事支援として、さらに26億DKKを寄付する」と発表しました。
・7月13日、文化省は、プレスリリースにおいて「Møns Klintが世界遺産リストに登録された」と発表しました。他のデンマークの世界遺産には、Jelling記念碑、Roskilde聖堂、Stevns Klint等があります。
23年8月1日より本店事務所を以下の汐留に移してますので、ご来社の際は事前に必ずご連絡下さい。
〒105-0022 港区海岸1‐2‐20 汐留ビルディング3F 電話03‐6721‐8181(平日09:30-17:00)(JR浜松町北口から徒歩3分、浅草線・大江戸線大門駅より徒歩2分)
20年3月2日より全員リモートワークを継続し、営業を継続してます。25年度下期、26年度の企画は弊社担当までいつでもご用命ください。
取り組みが評価され、総務省のリモートワーク導入企業100選に選ばれました。テレワーク導入企業100選.pdf (soumu.go.jp)
全社員で現地情報をブログで上げてますのでご覧ください。Viking Travel
尚、所属協会のOTOAの弊社情報もアップデートしてますのでご覧ください。
OTOA Viking社