日本時間2025/9/10(木)17:00updated
【アイスランド レイキャネス半島 火山情報】※赤字が主な変更追加点です。
日本時間7月16日13:00頃始まった噴火は、8月5日で終了しましたが、その後もスヴァルツエンギエリアの地下では溶岩の蓄積が徐々に進み、現在600-700万㎥となり、このエリアの地盤の上昇も続いてます。現在のペースでマグマの蓄積が続く場合、9月後半には、前回噴火した時のマグマ量1200万㎥に達する見込みですが、その頃より次回噴火の可能性が高まってくると推測されております。
しかし前回同様に今回も1200万㎥のマグマが溜まった時点で噴火が起こるとは限らず、マグマ蓄積期間が予想よりも長引く可能性もあり、噴火の時期については依然として不確実とのことです。
昨年12月の噴火の時と同様、次回も溶岩流出のエリアはレイキャネス半島のグリンダヴィークの街の近くのエリアになると想定され、ケフラビク空港の航空機の運航に影響は出ないとされており、噴火の際は これまで同様、ブルーラグーンやその周辺のホテルが一部クローズすることが想定されますが、それ以外の現地の各ツアーへの影響は出ないものと想定されてます。
【ブルーラグーン利用時の留意点】
ブルーラグーンやスヴァルツエンギ地熱発電所を取り囲む高さ約13mの溶岩防護堤防が造られたので、前回同様の場所で次回噴火が起きても、ブルーラグーンやスヴァルツエンギ地熱発電所を溶岩流が直接損壊する可能性は極めて低い状況です。
但し、ブルーラグーンが出している有事の際の退避マップと手順につき、予めご確認頂き、有事の際は その手順に従い速やかに退避できるようにしておく必要があります。
その避難時の要点は以下となります。
・退避時の集合場所はメインエントランスを出たエリアで、そこからバスの駐車スペースに約徒歩7分で移動する。
・確り訓練を受けたブルーラグーンのスタッフの指示に従うこと。
・落ち着いて行動し効果的に退避すること。
・入場する前に集合場所と退避ルートとバスの乗車場所を予め確認しておくこと。
・パスポート、薬、鍵などの所持品を携行し、退避すること。
・自家用車やレンタカーで来た場合は、互いに協力して満席にして移動すること。
BlueLagoon_EvacuationMap_ENS_290224.pdf (ctfassets.net)
上記に加え、
過去 退避勧告発出後15分で噴火が始まったことからも、今後も入場中退避勧告が出た場合、速やかにロッカー室に戻り、自身のロッカーを特定し、着替えて上記集合場所に移動することが重要ですので、各位が自身のロッカー番号を覚えておき、迷わず戻れるようにしておく事、すぐに着替えて集合場所まで退出できるように、ロッカーを整理しておく事、が重要です。
今後も 当現地情報をアップデートして参りますので、適宜ご活用ください。
感染症関連情報
特記無し。
航空・旅行・その他お役立ち情報
・FI アイスランド航空が9月5日イスタンブール線を就航開始しトルコ航空とコードシェアを展開し、アイスランド=アジア間のネットワークを強化しました。トルコ航空のコードシェア便で日本=アイスランド間の往復同日乗り継ぎが25年月末まで可能です。
・ 8日9日大雨のため南東部と東部にイェローアラートが出ました。
【過去のお役立ち情報】
・来年2026年8月12日 完全日食がアイスランドで鑑賞できる記事が出てます。
・現地8月7日、南海岸のレイニスフィアラ・ブラックサンドビーチで、突如大波が押し寄せ、浜辺の柱状節理の洞窟の中にいたドイツ人家族のうち、9歳の少女が海に引き込まれ、20分ほど、浮かび続けてましたが、誰も助けに行くことができず、その少女が亡くなるという、大変痛ましい事故が発生しました。この浜辺は過去10年ほどで10人近くの観光客が、突然の大波にさらわれ、亡くなるという事故が頻発している場所ですので、くれぐれも現地ガイドや添乗員の指示を確認し、波打ち際から100mほど離れた遠方から奇岩や洞窟、浜辺を鑑賞してください。
Horror at Reynisfjara Black Beach: “We couldn’t help her” - Iceland Monitor
・治安が悪化しており、ゲイシールで観光客を狙った 子供のいる家族 を装ったスリグループが確認されてますのでくれぐれもご注意ください。
・ベトナム人の不法労働摘発を発端に、現在も日本からの添乗員は所定のフォームで事前登録が必要です。詳細は当社までご連絡ください。
・旅行業界は今年来年がオーロラのピークだと誤解しているが、実は2026~29がピークだという記事が話題になってます。
Northern Lights Activity to Peak in Coming Years (icelandreview.com)
感染症関連情報
特記無し。
航空・旅行・その他お役立ち情報
・Air Greenlandのカスタマーサービスは今後14:00で電話受付を終了、日曜日は休業となります。Air Greenlandによると「厳しい労働環境がコールセンターの従業員の福祉に影響を及ぼしていることによる」とのことです。
・首都ヌークで数軒のホテルが開業予定です。
・首都ヌークを国際線の主要空港にして以降、天候不良によるキャンセルや遅延が多発し、Air Greenlandは、2025年上半期に8,740万DKKの税引前赤字を計上しました。
・9月に、航空機、特殊部隊が、防衛軍とNato同盟国との訓練のためにグリーンランドに入る予定です。
感染症関連情報
特記無し。
航空・旅行・その他お役立ち情
・先週、3人の外国人観光客(メキシコ人男性1名、韓国人女性2名)がフェロー諸島の自然の中で行方不明となり、Visit Faroe Islandsの責任者が「これは全く許されることではない。何かを直ちに行う必要があり、ツアー提供者は責任を持つべきで、安全が確保されていることを保証しなければならない」と述べてます。
・経済委員会の秋の報告書によると「昨年の8月から今年の7月まで、フェロー諸島では賃金が7%増加した」とのことです。
・現在人口は54.9005人です。
感染症関連情報
・特記無し
航空・旅行・その他お役立ち情報
・北欧諸国およびバルト三国は、ウクライナへの武器、弾薬のさらなる提供、そしてロシアへの制裁を行うことを約束してます。
・ウクライナの武器会社が強力な「フラミンゴ」ミサイルの生産をデンマークで12月1日より生産を開始します。
・9月3日、在デンマークのBarbinロシア大使は「ウクライナの兵器製造業者がデンマークで武器を製造することを、デンマーク政府が容認したこと」を非難しました。
23年8月1日より本店事務所を以下の汐留に移してますので、ご来社の際は事前に必ずご連絡下さい。
〒105-0022 港区海岸1‐2‐20 汐留ビルディング3F 電話03‐6721‐8181(平日09:30-17:00)(JR浜松町北口から徒歩3分、浅草線・大江戸線大門駅より徒歩2分)
20年3月2日より全員リモートワークを継続し、営業を継続してます。26年度、27年度上期の企画につきまして、旅行会社の皆様からのご用命をお待ちしております。
取り組みが評価され、総務省のリモートワーク導入企業100選に選ばれました。テレワーク導入企業100選.pdf (soumu.go.jp)
全社員で現地情報をブログで上げてますのでご覧ください。Viking Travel
尚、所属協会のOTOAの弊社情報もアップデートしてますのでご覧ください。
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