アイスランド・グリーンランド・

フェロー諸島 現地情報

 日本時間2025/12/11日(木)15:00  updated                                                                                                                                                                                                                                                                                                             

【アイスランド ケフラビク空港の航空管制スト情報】

賃金交渉は現在も妥結しておらず、まだ暫く予断を許しません。

Air traffic dispute meeting due - RÚV.is

スト情報につきましても適宜アップデートしていきますので、ご確認ください。


【アイスランド レイキャネス半島 火山情報】※赤字が主な変更追加点です。

12月10日時点の現地気象庁の火山関連情報の骨子は以下となります。

・マグマの蓄積はここ数週間、ゆっくりですが着実に進んでいます

・マグマの蓄積が続く一方で、 新たな噴火が予想されます

・マグマの蓄積が遅い程、噴火のタイミングに関する不確実性が高まります

・スヴァルツェンギの下に蓄積されたマグマの量 は前回の噴火以来、これまでで5番目に大きな規模です

・リスク評価は1月6日まで変更されません

2025-10-28_hazard_map_IMO.png (5314×3543)

【以下これまでの火山関連情報です】

・火山学ソルヴァルドル教授は

「あと数日で噴火が始まる可能性もあるが、現在の地殻の上昇率からすると今から40日程でマグマの最大蓄積量に至ると思われ、噴火が年始の頃になる可能性もある。また、このエリアでの火山活動がサイクルとして終焉に近づいている可能性もある」とコメントしてます。また彼は以前「少なくとも12月半ばまでは噴火は起こらないだろう。起きたとしても、前回と同じエリアで、スヴァルツエンギの方向に溶岩の流れが進むが、現在溶岩防護堤防が完成しているので、スヴァルツエンギ地熱発電所やブルーラグーンなどのインフラには影響は出ないだろう」とも述べてます。

Says the end may be near: “Could be a New Year’s eruption” - Iceland Monitor

火山警戒レベルは2のままです。

・前回の噴火は日本時間7月16日13:00頃始まり8月5日で終了し、ブルーラグーンは1日のみクローズしました。

昨年12月の噴火の時と同様、次回も溶岩流出のエリアはレイキャネス半島のグリンダヴィークの街の近くのエリアになると想定されており、ケフラビク空港の航空機の運航に影響は出ないとされてます。噴火の際は これまで同様、ブルーラグーンやその周辺のホテルが一部クローズすることが想定されますが、それ以外の現地の各ツアーへの影響は出ないものと想定されてます。


【ブルーラグーン利用時の留意点】

ブルーラグーンやスヴァルツエンギ地熱発電所を取り囲む高さ約13mの溶岩防護堤防が造られたので、前回同様の場所で次回噴火が起きても、ブルーラグーンやスヴァルツエンギ地熱発電所を溶岩流が直接損壊する可能性は極めて低い状況です。

但し、ブルーラグーンが出している有事の際の退避マップと手順につき、予めご確認頂き、有事の際は その手順に従い速やかに退避できるようにしておく必要があります。

その避難時の要点は以下となります。

・退避時の集合場所はメインエントランスを出たエリアで、そこからバスの駐車スペースに約徒歩7分で移動する。

・確り訓練を受けたブルーラグーンのスタッフの指示に従うこと。

・落ち着いて行動し効果的に退避すること。

・入場する前に集合場所と退避ルートとバスの乗車場所を予め確認しておくこと。

・パスポート、薬、鍵などの所持品を携行し、退避すること。

・自家用車やレンタカーで来た場合は、互いに協力して満席にして移動すること。

BlueLagoon_EvacuationMap_ENS_290224.pdf (ctfassets.net)

上記に加え、

過去 退避勧告発出後15分で噴火が始まったことからも、今後も入場中退避勧告が出た場合、速やかにロッカー室に戻り、自身のロッカーを特定し、着替えて上記集合場所や駐車場のバスに移動することが重要ですので、各位が自身のロッカー番号を覚えておき、迷わず戻れるようにしておく事、すぐに着替えて集合場所まで退出できるように、ロッカーを整理しておく事、が重要です。(現在ローカー番号確認用ボードが設置済み)


 今後も 当現地情報をアップデートして参りますので、適宜ご活用ください。 


アイスランド

感染症関連情報

特記無し。

航空・旅行・その他お役立ち情報

・2025年GPI(Global Peace Index)でアイスランドは世界のトップを更新しました。

・9日10日と南部・南東部にイエローアラートが出ました。

・海上警備隊がアイスランド経済水域東側近くのロシア漁船5隻を注視してます。

・年明けから車両物品税が上がります。

・南部のSkogafossのパーキングが1月より新設され、滝まで500mを歩くことになります。

New Parking Changes at Skógafoss Aims to Protect Landscape

【過去のお役立ち情報】

・シングヴェトリルやゲイシール、グトゥルフォス、ハトルグリムスキルキャ教会なのでスリの被害が頻発しており、犯人が逮捕されたニュースも出てます。

・10月15日にLaugaras Lagoonがオープンしました。

・首都レイキャビクが2年連続で世界で最も安全な都市であると認定されました。

・アイスケーブツアーの契約を獲得した企業は契約の応募をした企業数を下回っており、今冬に混雑が発生した場合、自然保護庁はヴァトナヨークトル国立公園への訪問者数を制限する可能性があります。また、この冬は8-16名の観光客に対して1名のガイドが付くルールが運用されるので、ツアーの値段が上がることも想定されます。

・FI アイスランド航空が9月5日イスタンブール線を就航開始しトルコ航空とコードシェアを展開し、アイスランド=アジア間のネットワークを強化しました。トルコ航空のコードシェア便で日本=アイスランド間の往復同日乗り継ぎが25年3月末まで可能です。

・来年2026年8月12日 完全日食がアイスランドで鑑賞できる記事が出てます。

・現地8月7日、南海岸のレイニスフィアラ・ブラックサンドビーチで、突如大波が押し寄せ、浜辺の柱状節理の洞窟の中にいたドイツ人家族のうち、9歳の少女が海に引き込まれ、20分ほど、浮かび続けてましたが、誰も助けに行くことができず、その少女が亡くなるという、大変痛ましい事故が発生しました。この浜辺は過去10年ほどで10人近くの観光客が、突然の大波にさらわれ、亡くなるという事故が頻発している場所ですので、くれぐれも現地ガイドや添乗員の指示を確認し、波打ち際から100mほど離れた遠方から奇岩や洞窟、浜辺を鑑賞してください。

Horror at Reynisfjara Black Beach: “We couldn’t help her” - Iceland Monitor

・治安が悪化しており、ゲイシールで観光客を狙った 子供のいる家族 を装ったスリグループが確認されてますのでくれぐれもご注意ください。

・ベトナム人の不法労働摘発を発端に、現在も日本からの添乗員は所定のフォームで事前登録が必要です。詳細は当社までご連絡ください。

・旅行業界は今年来年がオーロラのピークだと誤解しているが、実は2026~29がピークだという記事が話題になってます。

 Northern Lights Activity to Peak in Coming Years (icelandreview.com)


グリーンランド

感染症関連情報 

特記無し。

航空・旅行・その他お役立ち情報

・Greenland TravelがQaqortoqに事務所を開設します。

12月8日の朝の記者会見において、グリーンランド自治政府のMotzfeldt 外務担当は、米国Howery大使に「グリーンランドは、アメリカ合衆国とのパートナーシップを重視しているが、信頼は透明性と尊重を通じて築かれるものである」と述べ、両国間のより強固なパートナーシップには信頼の再構築が必要であることを強調しました。

・イルリサットの空港の建設作業を行っているMunck Gruppen社は、自社のウェブサイトにおいて「イルリサットの新国際空港の2,200メートルの滑走路が完成した」と報告してます。

フェロー諸島

感染症関連情報

特記無し。

航空・旅行・その他お役立ち情

フェロー諸島、グリーンランド、デンマーク間の新しい安全保障協定により、今後数年間でフェロー諸島でより多くの軍事活動が見られるようになると考えられてます。

・現在の人口は54.858人です。

デンマーク

感染症関連情報 

・特記無し

航空・旅行・その他お役立ち情報

フェロー諸島のメディアKVFは「12月2日、フェロー諸島議会は、ロシア船に対する制裁を実施する権限を拡大する法案を可決し、ブラックリストに載っているロシアの漁船は自由にフェロー諸島の港に寄港できなくなった」というニュースがデンマークで流れてます。

営業体制について

23年8月1日より本店事務所を以下の汐留に移してますので、ご来社の際は事前に必ずご連絡下さい。

〒105-0022 港区海岸1‐2‐20 汐留ビルディング3F 電話03‐6721‐8181(平日09:30-17:00)(JR浜松町北口から徒歩3分、浅草線・大江戸線大門駅より徒歩2分)

20年3月2日より全員リモートワークを継続し、営業を継続してます。26年度、27年度上期の企画につきまして、旅行会社の皆様からのご用命をお待ちしております。

取り組みが評価され、総務省のリモートワーク導入企業100選に選ばれましたテレワーク導入企業100選.pdf (soumu.go.jp)

全社員で現地情報をブログで上げてますのでご覧ください。Viking Travel

尚、所属協会のOTOAの弊社情報もアップデートしてますのでご覧ください。 OTOA Viking社

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