アイスランド・グリーンランド
フェロー諸島 情報ブログ
スカイラグーンがリニューアル
さらに広くなりました!

こんにちは。8月末にスカイラグーンのサウナやスクラブなどのリチュアルの建物TURF HOUSEが増築され広くなったので、改めてご紹介したいと思います♪
また今回はじめて個室になっている更衣室を利用したので、そちらもご紹介いたしますね。
前回訪れた時のブログはこちら
https://www.vikingtravel.jp/blog/00083
Sér changing room 個室更衣室

今回9月末に久々にスカイラグーンに訪れたのですが、色々な箇所にアイスランド語の単語が使用されるようになっていました。これは近年観光業において英語ばかりが使用されていることから、アイスランド語保護のためにももっと使用されるようにと政府の意向もあり、またさらにアイスランドらしさが感じられるようリニューアルされたそうです。
そして今回はこのSér=Privateプライベートという名前の個室更衣室を利用しました。
SamanはTogether 一緒にという意味で、Saman更衣室はシャワーが個室ではなく、ずらっとシャワーが並んでいる一般タイプの更衣室です。
リニューアル前、SérはSky Pass、SamanはPure Passという名前で表示されていました。
(SérとSamanには入場料の差があります。)

Sér更衣室の入り口付近。
Sérは男女別には分かれていないので、ここから女性も男性も入ります。靴と靴下を脱いだ後、使用する個室にスタッフの方が案内してくれます。
いくつかロッカーが並んでいて、その間に所々シャワー付きの個室があります。

個室シャワーの中。シャンプー&コンディショナー、それとボディローション、ドライヤー、タオルがありました。

個室内はシャワー部分と合わせて2畳くらいのこじんまりとした広さ。
裸でシャワーを浴びた後、ここで水着に着替え、貴重品や着替えなど自分の持ち物は全て個室の外にあるロッカーに入れるようになっています。
ロッカーはどこでも空いているところでOKですが、使用した個室のすぐ近くのロッカーが使いやすいです。ロッカーは受付でもらったリストバンドで簡単に施錠できるようになっています。

個室にはバスタオルが1枚置いてありますが、ロッカーの近くやラグーンへの入り口辺りにもタオルが沢山積み重ねて置いてあるので、必要に応じて一人何枚でも使えるようになっています。(Saman更衣室の方も一人何枚でも使えます。)
写真はタオルと、ロッカーのカギとなるリストバンド、そしてリチュアルのチケットになっている黒のゴムバンドです。サウナやスクラブなどがあるターフハウスは何度も出入り自由なのではなく、一人一回のみ利用可能なので、ターフハウス内に入り、最初にサウナに入る前に、チケットのようにスタッフにこの黒のゴムバンドを渡すようになっています。

そして個室の中にはSkjól というアイスランド語の名前になったRitualリチュアルの説明がありました。Skjólはシェルターという意味で、サウナやスクラブなどはシェルター的なターフハウスの中にあるので、そのような名前になっています。ちょっと分かり難い名前かもしれませんね^_^;
いよいよラグーンへ

シャワーを浴び水着に着替え、荷物をロッカーにしまった後は、いよいよラグーンに入って行きます。アトラクションのような雰囲気でわくわくします♪

この日は晴天と曇りの間のような、とても落ち着いた日で素晴らしい景色が広がっていました。

映えスポットの滝。ここで皆さん順番に写真や動画を撮っています :)

海側のインフィニティープールになっている場所ももちろん定番の映えスポット。
でも写真のことは忘れて本当にぼーっと海の景色を眺めたくなる場所です。
遠くには大統領公邸のBessastaðirベッサスタジールが見えます。
Turf House 芝屋根のターフハウス
の中でのリチュアル

湯気でちょっと見えにくいですが、この芝屋根のターフハウスの中にサウナなどがあり、
リチュアルを体験できるようになっています。そしてこのターフハウスの中が以前の3倍くらいの広さに拡張され以前よりずっと良くなっていました!

ターフハウスの中に入り、スタッフさんに黒のゴムバンドを渡します。(ゴムバンドはリチュアルのチケットの役割。)
そして最初に入るのは前面が一枚ガラスのとても眺めの良い開放的なサウナ。

前回訪れた時はサウナは1部屋のみだったのですが、今回もう1部屋増え、スペースが2倍になっていました。ひとつのサウナはスマホなどを持ち込んで撮影OKなサウナで、もう一部屋はDeviceless Saunaと書いてあり、スマホやカメラなどのデバイスは持ち込み禁止。ただ静かに景色を眺め、ゆっくりとくつろぐサウナとなっていました。確かにこの素晴らしい景色のサウナでは写真や動画を撮りたい人が多いので、もうひとつ静かなサウナがあるのはとても良い考えだと思います。

サウナを出て次のステップに向かう途中、窓の外を覗くとドライフィッシュが。
ここでもアイスランドらしさを演出しています。

熱いサウナの後はコールドミストの部屋に入ります。
やさしい雨のように冷たいミストが降り注いでいる部屋です。
サウナでしっかり汗をかいた人はここでクールダウンし、それほど熱くなっていない人には寒すぎるので、早々に部屋をスルーする人々も多いですw

コールドミストの後はお待ちかねのオイルスクラブ Sky Skrúbbur=スカイ・スクラブ。
海塩とアーモンドオイル、セサミオイルなどがブレンドされたボディースクラブで、肌の角質が取れると共にに、オイルで肌がしっとりすべすべになります♡

スタッフさんが小皿にスクラブを入れてくれているので、セルフで小皿を取り、体に塗っていきます。

自分で背中に塗るのはむずかしいので、可能であれば写真のように塗り合いっこするのがオススメです。せっかくなので背中もスベスベになりましょう。

オイルスクラブを体に塗った後はスチームサウナの部屋に入って、肌に浸透させます。
個人的にはドライサウナよりも潤いのあるスチームで蒸されるほうが好みです。アイスランドの市営プールではフィンランド式のドライサウナはあまり無いのですが、このようなスチームサウナは必ずあり、Gufubað = Steam bathスチームバスと呼ばれています。

このスチームサウナの空間も以前より大分広くなり座れる場所が沢山ありました。
この地熱スチームで蒸されることで、さらにオイルスクラブが肌に浸透していきます。本当に肌がスベスベになるので、スカイラグーンはオイルスクラブとスチームサウナのためだけでも、時々訪れたくなるほどです。

スチームサウナに入った後は水着を着たまま、ここのシャワーでオイルスクラブと汗をさっと洗い流します。このシャワースペースも新たに広くなり使いやすくなっていました。

そして今回からなんとシャワーの後にはクロウベリーのドリンクを頂けるようになっていました。
以前は無かったのですが、8月末より始まったばかりだそうです。とても美味しかったので思わずおかわりを頂いてしまいました。

Saftというのはアイスランド語でジュースという意味で、アイスランドのクロウベリーのジュースがアンジェリカや苔などのハーブティーで割ってあり、とてもリフレッシュできるドリンクでした。
リチュアルにこのクロウベリーのドリンクが含まれるようになったのは大正解だと思います!

クロウベリーのドリンクを頂いた後はまたラグーンに戻って、景色を見ながらゆっくりします。

ラグーン内にはバーがありビールやカクテルなどのアルコール類やソフトドリンクを購入できます。リストバンドにチャージされるシステムとなっているので、お帰りの際にお会計となります。
(またはリストバンドにクレジットカード情報を登録し自動決済も可能。)
お風呂上りのクレイヌル

ラグーンから上がり、個室でシャワーを浴び着替えた後は、ロビーのカフェまたはバーで一息。
ロビーのカフェではダウンタウンの老舗ベーカリーSandholtサンドホルトの美味しいパンが頂けます。アイスランドの素朴なドーナツ、クレイヌルを見かけたら是非トライしてみてくださいね。
サンドホルトのクレイヌルはとても人気でダウンタウンの店舗ではよく売り切れています。

お風呂上りのビールなどお酒を召し上がる場合はこちらSmakk Barへ。

スカイスクラブやシャワー室にあったシャンプー&コンディショナーはギフトショップで販売されています。スクラブはもちろん、シャンプー&コンディショナーもすごく使い心地が良かったです♡

外のスカイラグーンのエントランスも芝屋根のターフハウス風になっています。
以前より大分広くなり、ますますお勧めになった地熱スパ、スカイラグーン。
レイキャヴィークにいらした際には是非訪れていただきたい場所です♪
https://www.skylagoon.com/