アイスランド・グリーンランド
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東アイスランドで話題の
湖に浮かぶインフィニティ温泉
Vök Baths

アイスランドは火と氷の国です。氷とは欧州最大の広さを誇る氷河:ヴァトナヨークトル氷河に代表される氷や雪の世界。火とは国を分断する地球の割れ目の近辺にある数多くの活火山や地熱地帯、そして温泉源です。
アイスランドに訪れた観光客が必ず訪れる温泉がケプラヴィーク国際空港の近くにあるブルーラグーンですが、アイスランドには他にも、フルージルのシークレットラグーン、コゥパヴォーグルのスカイラグーン、北部のミーヴァトン・ネイチャーバス、全国各地の無数の温泉の市民プールなどがありますが、今回ご紹介するのは、東部アイスランドにある湖に浮かぶ天然露天風呂であるヴォークバス(Vok Baths)。
東部最大の町、エイイルススタージル(Egilsstaðir)から6㎞の所にウリーザヴァトン湖(Urriðavatn)があり、その湖の底から昔から湧きだしていた75度の天然温泉を活かした世界でも珍しい湖に浮かんだ天然露天風呂が誕生しました。
東部の要衝の町エイイルススタージルから北方に6km,1号線を走ると
ウリーザヴァトン湖とヴォークバスが。
ヴォークバスの入り口
施設自体も湖と自然との一体感があり、人工と自然がseamless?

湖に浮かぶ温泉施設と湖には境がありません。
ここは北欧の島国らしくその地形を生かし、
水温が0℃~18℃のウリーザヴァトン湖で泳ぎ、天然温泉で体を温め暖を取るという入り方で自然と温泉を楽しむアイスランド人を良く見かけます。
この日はあいにくどんよりとした天気でしたが、10月に訪れた時には湖の上で自然と一体となり温泉を楽しむ感覚でした。湖の遠く先に見える白い点々は羊の群れで、なぜかとても癒されます。
同行した友人も景色を堪能!
天然温泉と湖が一体化していて、自分を解放できる感じがたまらない経験でした。
すっかりと身も心も温泉で癒された後には美味しいライトミールの提供が(普段は別料金です)
食事の美味しさも堪能しているとヴォークバスのマネージャーから改めて温泉施設のサービス案内がありました。
この時、このヴォークバスは東部の人気スポットになること間違いないと思っていましたが、このコロナ禍においてもアイスランド東部の人気がさらに高まり、特にこのVok Bathsは一目おかれる観光地へと成長を遂げました。

特にこのヴォークバスで目を引いたのは、TEA BAR!
アイスランドで唯一、そのまま飲むことができる天然温泉が湧きだしており、その天然温泉水を活かして、地元産の天然ハーブで楽しむTEA BARもあり、心も体も癒されます♪
温泉から上がると、アイスランドの国民食「ミートスープ」であったまり、心身ともにエネルギーを充電できました!
今回はアイスランド東部で心身ともに癒される天然温泉施設であるヴォークバスをご紹介いたしました。東部の人気スポットの一つとなった
湖に浮かぶインフィニティ温泉
ヴォークバス:Vok Baths
アイスランドに行く際にはぜひお訪ね下さい。