アイスランド・グリーンランド
フェロー諸島 情報ブログ
グリムスエイ島
アイスランドのパフィン天国
毎年6月7月のアイスランドはほぼ白夜の時期ですが、世界中から観光客が殺到し来年2023年の人気の地方のホテルは既に満室で予約が大変困難な状況です。今回は航空券も現地のホテルも高いけれど、6-7月のアイスランドにチャレンジしてみたい方にとって、とっておきの情報をご紹介します。
それは、打率10割近い確率でパフィンを間近で見る事ができる、
「北極線をまたぐ島、グリムスエイ島」
です。レイキャビクからアイスランド航空で約45分、アイスランド第2の大きな町アークレイリに飛び、そこから40㎞北方にあるグリムスエイ島までNorlandairで30分。宿泊施設も数件ありますが、部屋数も限られ、基本アークレイリから日帰りの行程となります。
北部のアークレイリ空港から30分
アークレイリ空港離陸後のアークレイリの街並みがとても美しい。左手前は滑走路。
30分でグリムスエイ島に
上空からの移り行く景観もこの観光の醍醐味です。
グリムスエイ島の可愛いらしい管制塔
青い空、青い海、北極圏で1面に咲く黄色い花が出迎えてくれました。
北極圏に接する国アイスランド。北極線とは北緯66度33分にある境界線ですが、その北極線がグリムスエイ島を横断してます。まずは到着後、北極線をまたぐことができるモニュメントを訪れます。
北極圏に踏み入れたという思い出の1枚になるでしょう。
東京までの距離8494㎞の表記もあり、日本から随分遠くに来たものだと感じます。
40㎞先の夏でも雪を被るアイスランドの山々の景色がとても素晴らしい・・・!
住人は100名程、アークレイリから船便と航空便でしかアクセスできず、様々な海鳥の手付かずの天然の営巣の地ですので、歩きながら上からボタッと海鳥の「爆弾」の洗礼も頻発します。
外敵がほぼゼロなので、海鳥達が安心して雛を育てることができます。
アイスランドでは6月から8月初旬まで東西南北様々な場所でパフィンがやってきて営巣します。首都レイキャビクのエリアでも、南海岸の観光地でも、東西の海岸エリアでも鑑賞できるのが島国アイスランドの特徴です。その中で、最も高い確率でパフィンを間近で楽しめる場所の一つが、
「北極線をまたぐ島、グリムスエイ島」です。
ここからはコメントを控えめにして写真でパフィンの様子をご紹介します。
アイスランドは自然の保護を徹底している為、驚くほど人に対する警戒心がありません。
日本に「オシドリ夫婦」という言葉がありますが、パフィンは一度つがいになると生涯そのペアを通すことが学術的にも確認されてます。未婚・既婚を問わずカップルで訪れ、生涯むつまじく添え遂げるパフィンの営巣の様子を見ると、どこか勉強になります。
この時は歩いて3か所を巡り、三脚なしで撮影しましたが、全島がパフィンを含めた海鳥の島ですので、上陸したらガイドさんに確認して、お勧めのポイントを歩いてみましょう。オーロラ同様、撮影の為には三脚の持参がお勧めです。人を見てもそれほど逃げないとは言え、三脚を使い、シャッター速度を調整し、思い出を写真にバッチリ残して頂くのをお勧めします。
島内には、レストランやショップもありますが、ごみは全て持ち帰りましょう。
アイスランドの北極線をまたぐ島、グリムスエイ島のパフィンについてご紹介しました。
Norlandairのホームページでは「100万羽のパフィン」が出迎える島と紹介されてます。
ゴールデンサークル、南海岸、ヴァトナヨークトル国立公園、西部ボルガルネス、レイキャネス半島、北部のミーヴァトン湖エリアやアークレイリの観光をして帰国する日本の観光客が大半ですが、値段も安くはなく、ホテルの予約もとても大変ですが、是非一度、アイスランドの北部、「北極線をまたぐ島 グリムスエイ島」を6月、7月に訪れてみてください。
100万羽のパフィンが皆様をお待ちしてます。
弊社では個人旅行のお客様の航空券や現地のホテル等の手配を承っております。
是非アイスランドの現地の旅行のお手配は、
2001年創業のアイスランド・グリーンランド・フェロー諸島の専業のヴァイキング社までご用命ください。