アイスランド・グリーンランド
フェロー諸島 情報ブログ
ゴールデンサークルエリアに
ロイガラゥスラグーン温泉スパ
オープン!

先月10月15日ゴールデンサークルのエリアにLaugarás Lagoon ロイガラゥス・ラグーンという温泉スパがオープンしました!レイキャビクから車で約1時間30分、このラグーンを目指して行っても価値がありますが、ゴールデンサークルを巡った後、最後に温泉に入って頂くのも最高な1日になると思います。ゲイシール間欠泉から30分ほどのロイガラゥスLaugarás という地熱活動が盛んな村に誕生しました。近くには11世紀から18世紀まで700年以上も政治、宗教、文化、学問においてアイスランドの中心地だったスカゥルホルトSkálholtがあります。

Laugaras Lagoon のサイトより

レセプションとロビー

このレセプションでチェックインし更衣室のロッカーのカギとなるリストバンドとタオル付入場パスの場合はタオルを受け取ります。人気のある施設なので確実にご入場頂くには事前予約して頂いた方が良いです。
入場パスは3種類。自分でタオルを持参、ラグーンバーでのドリンクも何も含まれていない一番ベーシックな入場パスBirki (ビルキ=カバノキという意味)、入場パスとタオルとラグーンバーでの1ドリンク付きのパスLerki (レルキ=カラマツ)、入場パスとタオル、1ドリンク、Yljaレストランでの2コースお食事付きのパスÖsp (オスプ=アスペン)の3種類があります。

大人用ブルーと子供用レッドのリストバンド。入場パス&ロッカーのカギとして使用しますが、ラグーンバーでドリンクを購入した場合はこのリストバンドに登録され、後でゲートを出る前にお支払いをするようになっています。(ブルーラグーンやスカイラグーンなどと同じ方式です。)
レルキとオスプの入場パスには1ドリンクが含まれていますが、さらに2杯目のドリンクを注文したり、元々ドリンクが含まれていないビルキ入場パスでも、ラグーンでドリンクを注文し後で支払うことが可能です。
リストバンドはベルト部分をきちっと締めてお湯の中で無くさないようにしましょう。

LerkiレルキまたはÖspオスプの入場パスに含まれている貸出用バスタオル
いざ入場


この入口&出口ゲートのセンサー部分にリストバンドを当てるとゲートが開き入場します。

女子更衣室(ロッカールーム)前にある靴置き場

写真のように更衣室内にドライヤーは完備されています。ロッカー前のスペースでオープンに着替えるようになっていますが、個室で着替えたい方は個室もあるのでご利用頂けます。
どのロッカーを使用するかは決められていないので、空いているロッカーを自分で探し使用します。
そしてロッカーの施錠はリストバンドを各ロッカーのセンサーに当てることで簡単にロックできるようになっています。開ける時はまたそのセンサーにリストバンドを当てると開きます。(これもブルーラグーンやスカイラグーンと同じ方式。)
自分のロッカーの場所と番号は覚えておいた方が良いですが、万一忘れてしまっても壁にリーダーがあるのでリストバンドを当てると何番のロッカーを使用したか表示されるようになっています。
服を脱いで、服や持ち物をロッカーに入れ、リストバンドでロックした後は、水着とタオルを持ってシャワーエリアに向かいます。

個室になっているシャワーとオープンスペースになっているシャワーがあるのでお好きな方でシャワーを浴びて頂けます。とても自然なハーブの香りのロイガラゥスラグーンオリジナルのボディソープ、シャンプー&コンディショナーが完備されています。アイスランドの様式としては裸でシャワーを浴び体や髪を洗った後に水着を着てラグーンに入ります。タオルはシャワーエリアの横にタオルラックがあるのでラグーンに入っている間は置いておきます。そしてラグーンから上がって最後に再度シャワーを浴び終わりタオルを使用する時まで置いておきます。
いよいよラグーンへ!

ここから階段を下りていよいよラグーンの中へ入ります。男女各々の更衣室&シャワールームから出て来たところに階段がありラグーンに続いています。
サンダルは使用されたい方は持参しても良いですが、シャワーを出た後ここまでしか使えないので、あまり必要ないかと思います。

男女別シャワールームを出た後に最初に入る2階ラグーン。
ラグーンは2階建てになっていて、シャワールームを出るとまずは2階のラグーンに出るようになっています。その後2か所ある階段から1階ラグーンに行けるようになっています。まずは2階部分を堪能♪

2階ラグーンはインフィニティプールのようになっています。
当日は18:30に入場したのですが、日没後の黄昏時、マジックアワーで空がとても綺麗でした。
冬期は10:00-21:00まで営業で最終入場時間は19:30となっています。残念ながらこの晩はオーロラは見えませんでしたが、星空がとても綺麗でした。もちろん21:00までにオーロラが見えることもあり、ラグーンバーのスタッフさんが自分で撮った写真を見せてくれました。
白夜の夏期は10:00-22:00まで営業、最終入場時間は20:30です。


ラグーンからはHvítáクヴィータアゥという河に架かる橋も見えます。クヴィータ河はアイスランドで2番目に大きなラングヨークトル氷河から始まる河でグトルフォスの滝を流れ、そして最後はセルフォスの辺りから大西洋に続いています。ロイガラゥスラグーンにはこの場所で沸き出ている温泉とクヴィータ河の氷河の水が使用されています。

昼間はこのような景色です。日中の清々しさも良いですが、夜は人が少なく落ち着いた雰囲気もまた良かったです。

では2階ラグーンから1階のラグーンへ移動します!

2階からの階段を下り滝をくぐり抜けると1階のラグーンに出ます。(その他もう1か所階段あり)


1階ラグーンにはサウナとスチームサウナ、冷水のコールドバス、木々に近いところに別途Forest poolというホットタブがあります。

サウナの建物とサウナの後に入るコールドバス。コールドバスにはクヴィータ河の水=ラングヨークトル氷河の水が使用されています。

昼間の明るい間はサウナの大きな窓からもクヴィータ河を望む景色をご覧頂けます。

サウナ横の階段を下りると地下には蒸気がいっぱいのスチームサウナもあります。ドライよりもスチームがお好きな方はこちらへどうぞ。
ラグーンバーでハーブドリンク

体が十分に温まったところでラグーンバーで冷たい飲み物は如何でしょうか?
ラグーンバーはラグーンの1階と2階の2箇所あり、ビールやカクテル、ノンアルコールの飲み物が色々と揃っています♪

是非召し上がって頂きたいのがこのロイガラゥス・ハイボール。ジンで割ったアルコール版とノンアルコールの両方があります。写真のようにレモンバーベナやローズマリー、ラベンダー、セージなどのハーブが入ったとても爽やかなドリンクでリフレッシュできます。
このメニューの他にもアイスランドのビールなど数種類があります。

子供がノンアルコール版のロイガラゥス・ハイボールを飲みましたが、相当気に入ったようで今まで飲んだ飲み物の中で一番美味しかった!と作ってくれたバーのおじさんに伝えていましたw

1階ラグーンの奥まったところにはプライベート感がある静かな一画もあります。

サウナの建物の奥にあるホットタブ Forest poolはこじんまりとしていて木々の横で癒されます。

ラグーンから上がった後は再度男女別シャワールームに行き、水着を脱いでシャワーを浴び、タオルラックに置いておいたタオルでよく拭いた後、自分のロッカーに向かいます。着替えやドライヤーを済ませ、最初に入って来たゲートに向かいます。
ドリンクのお会計が必要な場合

リストバンドに登録されたドリンクの精算が必要な場合はゲートを出る前にお会計をします。

写真では分かり難いのですが、スクリーンの下部分にリストバンドをスキャンする部分があり、スキャンするとラグーンバーで購入したドリンクがスクリーンに表示されるのでクレジットカードやデビットカードで支払うようになっています。


リストバンドをセンサーに当てると蓋が開くのでそこにリストバンドを入れて返却します。と同時にゲートが開くのでロビーに出て終了です。

ラグーンバーで飲んだハーブのドリンクもそうですが、シャワールームに設置してあるシャンプーとコンディショナー、ボディソープがハーブのとても良い香りで癒されました。ご自宅でもご使用頂けるようにレセプション横で販売されています。
Ylja レストラン

ロビー横にあるYlja イリヤ レストラン。
Ylja イリヤとはアイスランド語で温めるという意味で温泉スパにぴったりな名前です。
ウェストマン諸島に自身の人気レストランを持つシェフ、ギスリ・マット氏が手掛けているレストラン。周囲のロイガラゥス村の農家やグリーンハウスの食材を使用しています。


この日は遅く訪れたのでお食事を頂く時間はなく、レストランの写真だけ撮らせて頂きました。。
次回は是非お食事も頂きたいです!昼間はスープバーもあるそうです。

今回18:30からクローズの21:00まで滞在しました。昼間は完売の時間帯もありましたが、夜は人が少なくとても落ち着いた雰囲気でした。これでオーロラが見えたらさらに最高でしたが見えなくても十分に満喫して頂ける温泉スパです。
また、この温泉スパ施設がロイガラゥスという小さな村や土地にとてもなじむように建てられていて、きっと地元の人々やアイスランドに住んでいる人々にも長年に渡り利用される施設になるのではないかと思いました。








