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神々の滝 ゴーザフォス
皆さんはアイスランドの北部にある神々の滝 ゴーザフォスを訪れたことはありますか?
首都レイキャヴィーク市内の国内線の空港から北部のアイスランド第二の都市アークレイリの空港までアイスランド航空で僅か40分弱。
そこから車で一号線を東部に走り30分でゴーザフォスに到着します。
レンタカーで行く事も出来ますし、ツアーに参加する事も可能です。
ゴーザフォスというのはアイスランド語で神々の滝の意味です。
何故神々の滝なのか?
今から1022年前の紀元1000年。当時のこの地の領主であり、立法府のメンバーであったソルゲイル氏がキリスト教への改宗を決め、その決定が議決されると、彼はペイガン神の偶像をこの滝に投げ捨てたという言い伝えがあり、神々の滝と呼ばれるようになりました。
駐車場から5‐6分歩くと上記説明の看板があります。
高さ12mですが、ヨーロッパ最大の氷河ヴァトナヨークトル氷河の融水が流れるアイスランドで4番目に長いスキャルファンダフィヨット川の迫力と趣と歴史を感じる滝です。
アイスランドで滝を見るたびに、「24時間、356日、何十年、何百年とよくもまあこれだけの膨大な氷河の融水が流れ続けるものだなあ」感心し、大自然の偉大さを痛感します。
このゴーザフォスはアイスランド北部観光の目玉の一つ
北部の観光は、アイスランド航空の国内線で往復すると効率的に旅程が組めます。
アークレイリかミーヴァトン湖のエリアで2泊すれば、ゴーザフォスやダイヤモンドサークル(ホエールウォッチングのメッカ フーサヴィーク、神話の世界に身を置けるアウスヴィルギ、欧州最大の滝デティフォス、黒い城ディムボルギル、アイスランドの地獄谷ナウマフィアトルなど観光名所が多数あるミーヴァトンエリアの観光)を十分堪能でき、南部のゴールデンサークル(シンクヴェトリル国立公園、黄金の滝グトゥルフォス、ゲイシールストロックルの間欠泉)と共に、アイスランドのダブルのサークル観光を制覇することになります。
ご覧の通りアイスランドの滝の観光では柵がありません。自己責任での観光となることを常に理解しガイドの英語の案内を正しく理解する必要があります。また、国を挙げて持続可能なツーリズムを促進してますので「Iceland Pledge」を読み、行動のこと。
The Icelandic Pledge ✋️ Visit Iceland
北部の冬の観光もお勧め
アイスランド航空のレイキャヴィーク=アークレイリ間の運航ですが、夏場はむしろ濃霧等でダイヤに影響が出ることもあり、実は冬場の方が運航が安定してます。たとえ吹雪で遅延、欠航が出ても、島国であるアイスランドの天候は変わりやすく、気象の推移を見てできる限り臨時便や補航便を出して運送しますが、旅の計画は、アイスランド到着の翌日に北部に飛ぶのがお勧めで、くれぐれも日本への帰国便の前日にレイキャヴィークに戻るプランは避けましょう。
川に落ちると氷河の融水の為水温も低く、せり立った岩が続きますので、よじ登るのも難しい状況です。くれぐれも慎重に観光と散策を堪能してください。
神々の滝で忘れたい思い出を投げ捨て、過去と決別して新たな一歩を踏み出してみる。
おびただしい氷河の融水が流れ落ちる滝を見ていると、どこか心と体が浄化される気がしてきます。ひょとするとパワースポットのような効果があるのかもしれません。
約1000年前にアイスランド人がキリスト教に改宗し、それまで信じていた神々の偶像を投げ捨てて、新たに歴史を作り始めた史実を踏まえ、当時のことを想像してみるのもゴーザフォスの楽しみ方の一つだと思います。
是非アイスランドにお越しの際は、南部のゴールデンサークルに加えて、北部のゴーザフォスやダイヤモンドサークルの観光にチャレンジしてみてください。
旅行の手配は2001年創業のグリーンランド・アイスランド・フェロー諸島の専業のヴァイキング社までご用命ください。