アイスランドの国土の9%を占めるのが氷河、
その中最大の氷河がヴァトナヨークトル氷河。
ヴァトナヨークトル氷河は欧州で最大の氷河です。
このヴァトナヨークトル氷河には多数の氷舌(Glacier Tongue)が存在し、巨大な氷舌が年月とともに溶けて出来上がったのがヨークルスアゥルロン氷河湖です。
溶けだした氷河の氷の塊が大小崩れて流れ出し川を伝い海に流れ着きます。潮の加減、海や風の状況で流れ出した氷塊が真っ黒な砂浜に打ち上げられてくる様はまさに圧巻!
氷河のかけらを見にでかけてみませんか?
陸から見える遠方の氷河の絶景、湖面に浮かぶ無数の大小さまざまな氷塊の景色に多くの観光客が言葉を失います。
陸からの観光も一生忘れられない経験となりますが、4~10月であれば、水陸両用車でのボートツアー、高速スピード小型ゴムボートでの氷河湖遊覧ツアーが催行されています。
氷河湖に浮かぶ透明、白、青など様々な色と形の氷塊の間を遊覧し、運がよければ自然のアザラシが挨拶してくれることも。ボート上1000年前の氷を救い上げ「味見」ができることもあるかもしれません。
1000年前の氷のかけらを、ぜひ味わってみませんか?
欧州最大のヴァトナヨークトル氷河の天然の氷の洞窟、アイスケーブ。年により洞窟の場所や形が変わり、毎年異なった美しさを見せてくれます。
夏の間に氷河の中を溶けた水が流れ、気温の低下と共に10~11月頃に氷が固まり、風が吹き抜け、唯一無二の氷の洞窟が毎年出来上がります。サファイヤやクリスタルのような光沢、青、白、透明、火山灰の混じった洞窟は日常と対局の究極の自然の造形美と称され、毎年世界の国から観光客を引き付けてやみません。
数年前までは、ごく一部の写真家や探検者だけが訪れてましたが、その後一般の個人旅行者にもその魅力が伝わり、現在では日本からも多くの方が訪れており、観光客の「アイスランドに来たら一番見たいものリスト」に挙げられることが多いです。
天然のアイスケーブということもあり、そこに至るまでの道の状況や、洞窟内が川となりツアーが催行できない事もあります。
訪れた人だけが見る事のできる天然の氷の洞窟をぜひ探検しませんか?
約1000年前の大小様々な氷塊が川を伝い海に流れ出し、真っ黒な浜辺に無秩序に氷河のかけらが打ち上げられます。
その光景はまるで、どこかの星で巨大なダイヤモンドの原石がゴロゴロ転がっている様からダイヤモンドビーチと名づけられました。びっくりするのは人の大きさ程の氷塊が転がっていることも!
氷河湖から歩いて15~20分程度で黒い砂浜に行けますが、突如大波が押し寄せる事もあるので観光の際には十分ご注意を。
こちらもあざらしが海からひょっこり顔を出してくれる人気のスポットです。
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