レイキャヴィーク
Reykjavik
世界最北の首都レイキャヴィークのカルチャーに触れる
小さな首都レイキャヴィークの中心部には
カルチャーがぎゅっと詰まっています。
世界最北の首都レイキャヴィークは、
高層の建物が少なく
海と山が近くに感じられる、
おとぎの国の街のような場所です。
アイスランド観光の拠点としてもおすすめです。
ハットルグリムス教会 / Hallgrimskirkja
レイキャヴィークのシンボル。
丘の上に建つ高さ74メートルの教会は
町のどこからでも見つけることができ、
教会のタワーからはレイキャヴィークの
カラフルな街並みが一望できます。
17世紀の牧師/詩人であるハトルグリームル・ペーテルスソンに因んで建てられた教会は、1945年から
41年かけて1986年に完成しました。
外壁は柱状の玄武岩がモチーフとなっており、
アイスランドの著名な建築家グズヨン・サミュエルスソンは全体でアイスランドの山や氷河などの景色を
表現したと云われています。
礼拝堂にはアイスランドで一番大きなパイプオルガンが
あり、コンサートなども行われています。
教会前には西暦1000年に北米大陸を発見した
ヴァイキングの英雄レイブル・エイリクスソンの像が
建っており、教会とヴァイキングをバックに
撮影スポットになっています。
ハルパ / Harpa Concert Hall
現代美術家オラブル・エリアソンとアイスランドと
デンマークの設計会社によりデザインされた、
コンサートホール。
建物全体を覆っている五角形のガラスはアイスランドの
玄武岩の柱状節理を表現し、昼間は自然光を多く
取り入れきらきらと輝き、夜には建物全体がオーロラの
ように様々な色でライトアップされます。
ハルパは2013年にヨーロッパにおける栄誉ある
現代建築の賞を受賞し、その他多くの賞を受賞している
など、見応えたっぷりの美しい建築物です。
アイスランド・シンフォニーオーケストラ、
アイスランディック・オペラの本拠地であり、
日本のピアニスト辻井伸行さんや音楽家の坂本龍一さん
などもハルパで公演を行われ、毎年恒例の
音楽フェスティバル、アイスランド・エアウェイブスの
会場にもなっています。
カフェやレストラン、センスの良いデザインショップと
ギフトショップが入っているのでお散歩がてら
立ち寄る事もおすすめです。
ペルトラン / Perlan
アイスランド語でパール、真珠という意味の
レイキャビークの観光施設。
アイスランドの火山や氷河など自然について
学ぶことができるミュージアムや、建物内には実際の
氷河の氷を使用し作られたアイスケーブ、
さらにプラネタリウムでは臨場感のあるオーロラの
映像を観ることができ、アイスランドをたっぷり
堪能できる場所です。
特に4階の展望デッキではレイキャビークの街並みを360℃眺めることができ、晴れた日には遠くの
スナイフェルスネスヨークトル氷河まで
見ることができます。
ガラスのドーム部分である5階のカフェは
とても開放感のある空間になっているので、
こちらも見逃せないスポットです。
チョルトニン湖 / Tjörnin
レイキャヴィーク市民の憩いの場チョルトニン湖。
水深の平均は0.57メートル、最深部は0.8メートルと
あまり深くないため、地元の人からは
「池」と呼ばれ親しまれています。
鳥類が集まる場所として知られており、
約40種類以上の鳥類を観測できる
とも言われております。
チョルトニン湖はヴァイキングが入植する前の
西暦800年頃から存在します。
チョルトニン湖周辺は西暦900年頃に急速に
発展しましたが、チョルトニン湖が貴重な農業の
資源になったことが要因でもあります。
冬場は凍結したチョルトニン湖で
アイススケートを楽しむことも出来ます。
レインボーストリート / Rainbow street
レイキャヴィークのダウンタウンには
レインボーカラーに彩られたストリートがあります。
レインボーストリートは1999年から開催されている、
レイキャヴィーク・プライドを祝福するために
彩られたもので、多様性に対する
喜びと支持を表現しています。
レイキャヴィークのシンボルである
ハットルグリムス教会とともに写真に
収めることもでき、写真撮影スポット
としても大人気の場所です。
ロイガベーグル・ショッピングストリート
/ Laugavegur Shopping Street
レイキャヴィークに滞在するなら、絶対に一度は
訪れたいメイン通り。
様々なお店、レストラン、カフェ、バーがあり
街の散策が楽しめるエリアです。
観光客や現地の人々で賑わっています。
お土産屋に本屋、センスの良いアパレルショップ等
等、気の赴くまま街歩きを楽しみたくなります。
おしゃれな北欧雑貨が見つかるかもしれません。
ホフディ・ハウス / Höfði house
1909年から領事、大使、詩人、芸術家などが
暮らしてきたホフディ・ハウスは、
現在は市長の応接室として利用されています。
もともとフランス領事ジャン=ポール・ブリルアンの
ために建てられましたが、ノルウェー東部で
設計された後アイスランドに輸出されました。
アールヌーボー様式、古典的なネオバロック、
ノルウェーの国民的ロマン主義の影響が
見られる建築様式となっております。
1967年以降は市のレセプション会場として用いられ、1986年10月に冷戦終結の始まりとも言われている、
アメリカのレーガン大統領とソ連のゴルバチョフ書記長による冷戦終結会談が行われた場所としても有名です。
オールド・ハーバー / Old Harbor
レストランやショップ、カフェが立ち並ぶ
カラフル建物が並ぶエリアです。
アイスランドの歴史や自然文化を楽しく学べる
ミュージアムがあったり、様々なボートツアーが
出ていたりと、レイキャヴィーク観光における
要所となっています。
レイキャヴィーク海洋博物館 /
Reykjavik Maritime Museum
アイスランドは日本と同じ島国として
漁業がさかんで、国の主要な産業となっています。
そのアイスランドの漁業と沿岸文化の歴史を展示しているミュージアムです。かつての沿岸警備隊の船「オゥディン」の実物もミュージアム横に停泊しており、ガイドツアーも行われています。
ラヴァ・ショー / Lava Show
ラヴァ・ショーでは、本物の溶岩を1100℃まで過熱し、
ショー会場の満員の観客の中に流し込むことで、
火山の噴火を再現します。
この世界で唯一のライブ溶岩ショーは、
複数のイノベーション賞も受賞しており、
教育的にも文化的にもその価値が認められています。
口コミ評価も非常に高く、アイスランドで最も評価の高いアトラクションのひとつとなっています。
溶岩が発するジュウジュウという音を聞いたり、
信じられないような熱を感じたり、世界でも他に類を
見ないユニークな没入体験をお楽しみいただけます。
フライオーバー・アイスランド /
FlyOver Iceland
フライオーバー・アイスランドでは、アイスランドの
絶景を見渡すバーチャル遊覧飛行を体験できます。
これから旅行をする場合下見にもよし、
旅行の最後に行く場合も、旅の楽しかった想い出が
よみがえることでしょう。
室内なので雨の日や天候の悪い日にも楽しめます。
アルシンギ/ Althing
ダウンタウン中心部に建つ石造りの国会議事堂です。
930年から始まった世界最古の議会は、
当初シングヴェトリル国立公園内で開かれていました。
毎年夏に全島から指導者が集まり、
共通の法を制定したり、裁判を行ったりしていました。
1844年にレイキャヴィークに移転してからは、
この市内の建物がその役割を果たしています。
建物2階の窓枠には、アイスランドの守護神
(ドラゴン、巨人、鷲、雄牛)のレリーフが施され、
建物の前には、独立の父とされる
ヨゥン・シグルズソンの銅像が立っています。
また、アルシンギの前にあるオイストゥル広場では、
毎年10月24日に女性たちが集まり、
ジェンダー平等を訴えます。
レイキャヴィーク871±2 /
The Settlement Exhibition
871年頃のものと推定される
ヴァイキング時代の長屋の遺跡を地下で
そのまま保存・展示している博物館です。
本物の遺跡を中心に、アイスランドの人々が
入植時代にどのような生活をしていたか
知ることができます。
音声や映像を使った、分かりやすく面白い展示方法
なので、英語に苦手意識がある方や子どもでも
楽しむことができます。
アイスランド国立博物館 /
National Museum of Iceland
ヴァイキング時代の住宅内部の様子や
キリスト教伝来時の宗教観の変遷、
アイスランドの独立など、アイスランドの重要な
歴史的瞬間を貴重な遺物とともに学ぶことができます。
アイスランドの文化や背景をより深く知ることで、
その後のアイスランドの滞在がより充実したものと
なること間違いなしです。
クリングラン・ショッピングセンター
/ Kringlan Shopping Mall
1987年にオープンしたアイスランド初の
本格的なショッピングモール。
現在は、180以上のショップやレストラン、
映画館、公共図書館などが入っています。
ショッピングモールの隣には、レイキャヴィーク
・シティ・シアターがあります。
レイキャヴィーク市民に交じって、アイスランドでの
暮らしを垣間見れたり、掘り出し物のお土産が
見つかったりするかもしれません。
ノイトホゥルスヴィーク人口地熱ビーチ
/ Nautholsvik
レイキャヴィーク南部の湾に面した、
温泉を楽しめるビーチです。
38℃のホットタブと45℃のスチームサウナがあり、
コーパヴォーグルの町と入江を望みながら
ゆっくりすることができます。
1年中営業していますが、夏季にはビーチの波際
あたりに地熱の温かいお湯が流れているので、
極北のアイスランドでも海に浸かって遊べます。

