動物
Animals
ユニークで愛嬌たっぷりのアイスランドの動物たちをご紹介
アイスランディック・ホース /
Icelandic Horse
アイスランディック・ホースは、西暦860年から
935年の間に入植者とともにアイスランドに
渡ってきました。
以降、現在まで季節による毛の生え変わりは
あるものの、ほとんど持ち込まれた頃から
姿は変わっていません。
アイスランドの厳しい環境下でも、
生き延びていくことが出来る程丈夫な血統です。
40種類の色と100種類の模様が存在する
と言われており、生涯かけて色が変化する馬も
いると言われています。
アイスランド語には、それぞれの馬を表す
特別な言葉もあります。
また、アイスランディック・ホースの歩き方は
5種類ありますが、なかでも töltと呼ばれるものが
有名です。
töltでは安定したペースで走ることができるため、
揺れることなく快適なペースで乗馬する
ことができます。
観光に関して
レイキャヴィークから日帰りツアーで乗馬体験を
することができます。
ゴールデンサークルとコンボになった
日帰りツアーもあります。
アイスランディック・シープ /
Icelandic Sheep
ヴァイキング時代から続くアイスランドの羊は、
1100年以上も純血を保ってきた希少な古代種です。
初夏に広大な自然に放たれ、ハーブやベリーを食べて
育つため、ストレスフリーな環境で育てられます。
そのため、アイスランドのラム肉はクセや臭みがなく、
驚くほど柔らかいのが特徴です。
また、二重構造の羊毛は軽くて暖かいため、
寒さの厳しいアイスランドの生活に欠かせないもの
となっています。
秋には、農家の人々が羊を集める「羊追い」が行われ、アイスランドの風物詩となっています。
観光に関して
サマーシーズンにアイスランドの道をドライブすると、
放牧された羊たちと出会うことができます。
また、ラム肉はスーパーやレストラン、ホットドッグ
スタンドなど様々なところで見つけることができます。
クジラ / Whale
アイスランドは、ザトウクジラやミンククジラなど
20種以上のクジラが生息する世界有数の
ホエールウォッチングの名所です。
特に4月から9月の夏の間は、クジラの遭遇率が
非常に高くなります。
ホエールウォッチングツアーに参加すると、
巨大なクジラが豪快にジャンプしたり、
尾びれを振ったりする姿を間近に観察できます。
観光に関して
レイキャヴィークやアークレイリからホエール
ウォッチングの日帰りツアーに参加できます。
レイキャヴィークにあるクジラ博物館への入場券と
セットになった日帰りツアーもあります。
また、レイキャヴィーク湾岸にはクジラの骨を模した
有名なアート作品もあります。
パフィン / Puffin
通称パフィンと呼ばれるアトランティック・パフィン
は、アイスランドの他フェロー諸島やヨーロッパ北部
などで見られる渡り鳥です。
アイスランドでは4月中旬~8月中旬に見られる
とされています。
和名では "西洋にいる目から角が生えたような模様の鳥"
ということで「ニシツノメドリ」と命名されています。
このカラフルで特徴的な見た目からよく
「海のピエロ」や「海のオウム」と呼ばれます。
とても泳ぎがうまく、ひれの付いた足を上手に使い
海中で何匹ものイワシやニシンを捕まえます。
(好きなお魚を捕るためには60m近くも
潜るというスゴ技も!)
また、パフィンは生涯同じパートナーと過ごすため、
とっても一途な鳥としても有名です。
冬に海にいる間は一旦離ればれになりますが、
夏(繁殖期)になると海に面した崖に集団で巣を作り、
パートナーとの再会を果たします。
観光に関して
レイキャヴィーク発着のパフィンを観測できる
日帰りツアーがあります。
また、アイスランドの各地に生息地があるため、
観光中に偶然会えることも!
ねこ / Cat
アイスランドの猫たちは、
街の住人として愛されています。
首都レイキャヴィークを歩けば、
自由に散歩する猫たちと出会えます。
一見野良猫のようですが、実はほとんどが飼い猫で、
「看板猫」として世界中にファンを持つ猫もいます。
また、アイスランドにはユールキャット
(クリスマスキャット)と呼ばれる人食い猫の
伝承があり、クリスマスシーズンになると
ユールキャットの大きなイルミネーションが
街中に登場します。
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