【観光】カンゲルススアーク

カンゲルルスアーク


Kangerlussuaq

世界有数のオーロラのメッカ&航空便の要衝の町

イヌイット語で「大きなフィヨルド」を意味するカンゲルルスアーク


グリーンランドの玄関口

世界自然遺産 希少な大陸氷床

オーロラのメッカ

小さいながらもグリーンランドの魅力が凝縮された町です


大自然の織り成す絶景を是非カンゲルルスアークで目に焼き付けましょう

カンゲルルスアーク空港 / Kangerlussuaq airport

カンゲルルスアークは160㎞の長いフィヨルドの奥に

位置しており、北極圏に位置するグリーンランドで

最も気候が安定した場所として有名です。

その安定した天候ゆえ、東西冷戦時にはアメリカが

軍事空港を設立しました。

それ以来、カンゲルルスアークはグリーンランドの

航空便の拠点の町として歴史を刻んできました。

現在もグリーンランドで大型ジェット旅客機が

就航できる玄関口として国外から人々が

行きかっています。

オーロラ / Northern lights

カンゲルルスアークはオーロラ観測の好条件が

揃っています。

年間を通じて気温が低く、雨が少なく、乾燥しており、

晴天率が高いため、グリーンランドの中で最も気象が

安定しています。

オーロラの可視率では世界最高レベルとされており、

毎年世界中からオーロラハンターやプロのカメラマンが

集う町としても有名です。

アアシビスイットー二ピサット / Aasivissuit - Napisat

グリーンランドには現在3つのユネスコ世界遺産が

ありますが、2018年に世界文化遺産に認定されたのが、カンゲルルスアーク空港の北部に位置する

アアシビスイットからニピサットの海域までを

対象とするエリアです。

氷床から海に至る7つの主要な地域を含んだ広大な

エリアに、4200年以上もの間

「漁業・狩猟・人の集まり」といった文化の営みが

行われていたことを示す遺跡が点在しています。

ラッセル氷河とポイント660氷床ハイキング / Russel Glacier and Point660 on icesheet

カンゲルルスアーク空港から約20㎞程東、世界遺産の

エリアにラッセル氷河があります。

ラッセル氷河は目線と同じ高さで広大な氷河を眺める

ことができるのが特徴です。

アップダウンの道なき道を進み、氷河の数百メートル手前まで近づいて鑑賞する事も出来ます。


更に10㎞程進むと氷床(アイスシート)に至ります。

車から降りて簡易に氷床に乗れる「ポイント660」には世界から多くの観光客が訪れます。

ジャコウウシ / Musk ox

ジャコウウシはマンモス時代から生息する動物ですが、1968年に北東グリーンランドの27頭の若い

ジャコウウシがアイスランド経由でカンゲルルスアークのある西部グリーンランドに移されました。

その後、毎年繁殖を繰り返し、現在ではこの西部エリアに5~6000頭のジャコウウシが群生してます。

常に群れをなしエサを求め移動してるので、

「そこに行けば必ず見れる」という訳ではありませんが、夏よりも冬の方がカンゲルルスアーク空港周辺に

エサがあるため、冬に空港周辺で見つけられることが

多いです。

カンゲルルスアークではこのジャコウウシやトナカイ、

北極キツネ、雪ウサギなどの北極圏の動物も探す

サファリツアーもあり人気の一つです。

強面の動物ですが現地では食肉としても親しまれており、空港では名物のジャコウウシバーガーを食べることも

できます。是非旅の記念にトライしてみては。

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