ストレイモイ島
Streymoy
フェロー諸島のメインアイランド
フェロー諸島中心部に位置し、
フェロー諸島を構成する18の島々の中で
最も大きな島ストレイモイ島。
フェロー諸島国土全体の約24%を占める
大きさであり、フェロー諸島全体の
約40%もの人々が居住しています。
街歩きから大自然の探索まで様々な観光が
楽しめる、フェロー諸島観光では
絶対に外せないスポットです。
トシュハウン / Tórshavn
北欧神話のトール(雷の神)にちなんで名付けられた
フェロー諸島の首都トシュハウンは、
現在約2万人が住む、世界で最も小さい首都です。
小さな町なので、2-3時間もあれば
見て回ることができます。
西暦900年頃のヴァイキングの入植により、
この地に町が築かれたのがその始まりです。
中世には、フェロー諸島の重要な貿易港として栄え、
現在もフェロー諸島の行政及び商業の
中心地となっています。
町の中心には、ホテルやレストラン、
モダンなカフェやバー、アートギャラリーなどがあり、近代的で国際的な雰囲気である一方、
トシュハウンの港を2つに分ける小さな半島には、
中世の面影が今でも残る旧市街があります。
サクスン/ Saksun
サクスンは山に囲まれた盆地状の入り江の高台にある
人口14名ほどの小さな村です。
ここには1858年建立の石造りの教会の他、
古い農場デューヴガルダルがあります。
それぞれ、フェローの伝統的な芝屋根のターフハウスで、農場は現在も羊農場として機能しているほか、
国の文化財として博物館になっています。
入江は干潮時には水が干上がると砂浜まで歩いていけるようになり、北大西洋の絶景をのぞむことが出来ます。
このサクスン村から東に向かう山間部には絶景ハイキングコースがあり、ストレイモイ島最北端の村、
チョルトゥナヴィークまで歩くことが出来ます。
チョルトゥナヴィーク/Tjørnuvík
チョルトゥナヴィークは北大西洋に浮かぶ
ストレイモイ島最北の村です。
他の村々が視界に入らないほど
深い谷間に位置しています。
村には50軒ほどしか家はありません。
山からは多くの小川が流れ出ており、
雨の日はより素晴らしい景色を楽しめます。
エストロイ島の沖合に位置する2つの象徴的な岩々
「巨人と魔女」を直接鑑賞することも出来ます。
周囲の高い山々のおかげで、
基本的に上空には満点の空が広がっています。
しかし冬の間は山々の上に太陽が届かないため、
村からは太陽を見ることはできません。
フォッサの滝/ Fossá Waterfall
フォッサの滝は2段に分かれて流れ落ちている
全長140メートルのフェロー諸島で最も高い滝です。
その印象的な形状はもちろん、黒い玄武岩の背景と
白い水の見事なコントラストも人々を
引き付けてやまないフォッサの滝の大きな魅力です。
雨の日に絶え間なく流れ落ちる
フォッサの滝の目の前に立つと、
水しぶきを浴びることができます。
フォッサの滝を絶え間なく流れ落ちる水は
とてもフレッシュであるため、
実際に飲むことも可能です。
ヴェストマンナバードクリフ/
Vestmanna Bird Cliffs
ストレイモイ島北部にあるヴェストマンナ村には
海抜数百メートルにも及ぶ断崖があります。
断崖はヴェストマンナ村北部の海岸線の
5キロメートルを占めています。
断崖には様々な野生動物が生息しており、
夏の間は玄武岩で出来た断崖に鳥が巣を作り、
手付かずの大自然の中飛び回って繁殖しています。
断崖に向かう途中、左手にはフェロー諸島の空の玄関口ヴァーガル空港等があるヴァーガル島が見えます。
ヴェストマンナバードクリフへのボートツアーは
4月から10月にかけて催行されます。
ボートはヴェストマンナ村から出ており、
断崖へは30分もかかりません。
天気が良ければ、波が岩壁に打ち寄せてできた
洞窟や洞穴に、船で入ることができます。