アイスランド・グリーンランド・

フェロー諸島 現地情報

 日本時間2025/10/29(水)09:40updated                                                                                                                                                                                                                                                                                                 

【アイスランド ケフラビク空港の航空管制スト情報】

24日(金)12:00-1700(RKV空港のみ), 25日(土)05:00-09:00に予定されていた航空交通管制のストライキは回避されましたが、賃金交渉は現在も継続してますので予断を許しません。 

More air traffic strikes called off - RÚV.is

スト情報につきましても適宜アップデートしていきますので、ご確認ください。


【アイスランド レイキャネス半島 火山情報】※赤字が主な変更追加点です。

10月28日の現地気象庁の情報の骨子は以下となります。

・スヴァルツエンギエリアの地殻の上昇と地下のマグマの蓄積が続いてます。

・約14万㎥のマグマが地下で滞留してます。

・これまでは噴火の度に12~31万㎥の溶岩が流出しました。

・現在も次の噴火の時期の特定は難しい状況です。

Around 14 million cubic meters of magma has accumulated beneath Svartsengi since the last eruption | News | Icelandic Meteorological office

2025-10-28_hazard_map_IMO.png (5314×3543)

【以下これまでの火山関連情報です】

火山警戒レベルは2のままです。

前回の噴火は日本時間7月16日13:00頃始まり8月5日で終了し、ブルーラグーンは1日のみクローズしました。

昨年12月の噴火の時と同様、次回も溶岩流出のエリアはレイキャネス半島のグリンダヴィークの街の近くのエリアになると想定されており、ケフラビク空港の航空機の運航に影響は出ないとされてます。噴火の際は これまで同様、ブルーラグーンやその周辺のホテルが一部クローズすることが想定されますが、それ以外の現地の各ツアーへの影響は出ないものと想定されてます。


【ブルーラグーン利用時の留意点】

ブルーラグーンやスヴァルツエンギ地熱発電所を取り囲む高さ約13mの溶岩防護堤防が造られたので、前回同様の場所で次回噴火が起きても、ブルーラグーンやスヴァルツエンギ地熱発電所を溶岩流が直接損壊する可能性は極めて低い状況です。

但し、ブルーラグーンが出している有事の際の退避マップと手順につき、予めご確認頂き、有事の際は その手順に従い速やかに退避できるようにしておく必要があります。

その避難時の要点は以下となります。

・退避時の集合場所はメインエントランスを出たエリアで、そこからバスの駐車スペースに約徒歩7分で移動する。

・確り訓練を受けたブルーラグーンのスタッフの指示に従うこと。

・落ち着いて行動し効果的に退避すること。

・入場する前に集合場所と退避ルートとバスの乗車場所を予め確認しておくこと。

・パスポート、薬、鍵などの所持品を携行し、退避すること。

・自家用車やレンタカーで来た場合は、互いに協力して満席にして移動すること。

BlueLagoon_EvacuationMap_ENS_290224.pdf (ctfassets.net)

上記に加え、

過去 退避勧告発出後15分で噴火が始まったことからも、今後も入場中退避勧告が出た場合、速やかにロッカー室に戻り、自身のロッカーを特定し、着替えて上記集合場所や駐車場のバスに移動することが重要ですので、各位が自身のロッカー番号を覚えておき、迷わず戻れるようにしておく事、すぐに着替えて集合場所まで退出できるように、ロッカーを整理しておく事、が重要です。


 今後も 当現地情報をアップデートして参りますので、適宜ご活用ください。 


アイスランド

感染症関連情報

特記無し。

航空・旅行・その他お役立ち情報

・20日21日にアイスランド各地で凍結や降雪が始まりました。

Ice and snowfall in many places - RÚV.is

・アイスランド航空のCEOが異例のコメントを出し「これまでのアイスランドクローネ高がアイスランド航空の業績に深刻な影響を出している」と説明してます。

Global uncertainty and position of króna explain Icelandair’s loss - RÚV.is

・10月25日(土)が今年のアイスランドの冬のスタートの日で、穏やかで寒い冬が始まったと現地メディアが伝えてます。

First Day of Winter Brings Cold but Calm Weather to Iceland

・15日にLaugaras Lagoonがオープンしました。

・首都レイキャビクが2年連続で世界で最も安全な都市であると認定されました。

Reykjavík Named Safest City in the World for 2026

・所謂「蚊」(モスキート)が初めてアイスランドで見つかりました。

・アイスランド航空のCEOとアイスランドの観光大臣が、今後は国の取り組みとして、例えば火山の噴火等の危機が起きる度に行う観光プロモーションではなく、ノルウェイのように中長期的に国がアイスランドを観光デスティネーションとして海外で観光プロモーションを行い、その観光業を押し進める旅行会社や航空会社を支援することに力点を置くべきであるという方向性を示してます。

Minister and Icelandair CEO urge consistent promotion of Iceland abroad - Iceland Monitor

【過去のお役立ち情報】

・アイスケーブツアーの契約を獲得した企業は契約の応募をした企業数を下回っており、今冬に混雑が発生した場合、自然保護庁はヴァトナヨークトル国立公園への訪問者数を制限する可能性があります。また、この冬は8-16名の観光客に対して1名のガイドが付くルールが運用されるので、ツアーの値段が上がることも想定されます。

・FI アイスランド航空が9月5日イスタンブール線を就航開始しトルコ航空とコードシェアを展開し、アイスランド=アジア間のネットワークを強化しました。トルコ航空のコードシェア便で日本=アイスランド間の往復同日乗り継ぎが25年3月末まで可能です。

・来年2026年8月12日 完全日食がアイスランドで鑑賞できる記事が出てます。

・現地8月7日、南海岸のレイニスフィアラ・ブラックサンドビーチで、突如大波が押し寄せ、浜辺の柱状節理の洞窟の中にいたドイツ人家族のうち、9歳の少女が海に引き込まれ、20分ほど、浮かび続けてましたが、誰も助けに行くことができず、その少女が亡くなるという、大変痛ましい事故が発生しました。この浜辺は過去10年ほどで10人近くの観光客が、突然の大波にさらわれ、亡くなるという事故が頻発している場所ですので、くれぐれも現地ガイドや添乗員の指示を確認し、波打ち際から100mほど離れた遠方から奇岩や洞窟、浜辺を鑑賞してください。

Horror at Reynisfjara Black Beach: “We couldn’t help her” - Iceland Monitor

・治安が悪化しており、ゲイシールで観光客を狙った 子供のいる家族 を装ったスリグループが確認されてますのでくれぐれもご注意ください。

・ベトナム人の不法労働摘発を発端に、現在も日本からの添乗員は所定のフォームで事前登録が必要です。詳細は当社までご連絡ください。

・旅行業界は今年来年がオーロラのピークだと誤解しているが、実は2026~29がピークだという記事が話題になってます。

 Northern Lights Activity to Peak in Coming Years (icelandreview.com)


グリーンランド

感染症関連情報 

特記無し。

航空・旅行・その他お役立ち情報

イルリサットの空港の建設作業を行っているMunck Gruppen社は、自社のウェブサイトにおいて「イルリサットの新国際空港の2,200メートルの滑走路が完成した」と報告してます。

・グリーンランド自治政府のニールセン首相は、アイスランドのFrostadóttir 首相のグリーンランド訪問中に、いくつかの教育機関を訪問する予定です。

フェロー諸島

感染症関連情報

特記無し。

航空・旅行・その他お役立ち情

最初の難民がフェロー諸島に来てから25年が経ち、幸せに暮らしていると報道されてます。

・フェロー諸島の税負担が増加しており、昨年の税金と社会保障費の収入は117億で、2023年より7億増加した。現在のフェロー諸島の税負担率は北欧で2番目に高い水準である。ちなみに、デンマークでは45.4%、アイスランドでは30.6%となってます。

・現在人口は55.146人です。

デンマーク

感染症関連情報 

・特記無し

航空・旅行・その他お役立ち情報

コンサルティング会社のマーサーの最新の世界年金制度評価は「デンマークの年金制度が非常によく整備されており、世界で3番目に優れた年金制度である」として評価してます。昨年もデンマークは世界で3位で、今年のトップ2の国はアイスランドとオランダです。

・デンマーク統計局の最新の統計によると「8月の雇用者数は3,600人増加し、合計306万4,000人となった」とのことです。

営業体制について

23年8月1日より本店事務所を以下の汐留に移してますので、ご来社の際は事前に必ずご連絡下さい。

〒105-0022 港区海岸1‐2‐20 汐留ビルディング3F 電話03‐6721‐8181(平日09:30-17:00)(JR浜松町北口から徒歩3分、浅草線・大江戸線大門駅より徒歩2分)

20年3月2日より全員リモートワークを継続し、営業を継続してます。26年度、27年度上期の企画につきまして、旅行会社の皆様からのご用命をお待ちしております。

取り組みが評価され、総務省のリモートワーク導入企業100選に選ばれましたテレワーク導入企業100選.pdf (soumu.go.jp)

全社員で現地情報をブログで上げてますのでご覧ください。Viking Travel

尚、所属協会のOTOAの弊社情報もアップデートしてますのでご覧ください。 OTOA Viking社

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